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スティルライフ(レコード)

4,180円

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スティルライフ haruka nakamura 12インチレコード 私がharuka nakamuraさんの曲に出会ったのは ほんの少し前。 ピアノの音は素敵だなと気づかせてもらった。 手仕事をしながら ドライブをしながら 珈琲を飲みながら 寄り添うように 漂うように 以下haruka nakamuraさんHPより <スティルライフに寄せて> 10年間、音楽活動を続けて一枚もソロ・ピアノアルバムを作っていないことにふと、立ち止まった。 このアルバムは今までやったことのない手法で臨んだ。まずソロアルバムを作るために自主レーベル「灯台」を立ち上げた。制作には前もって一ヶ月半ほどの時間を作り、2020年の年明けからスタートした。毎日制作日誌を書いてHPで公開した。自宅のアップライト・ピアノにエンジニア田辺玄がマイクをセッティングをしてくれた。 そして、僕はピアノのハンマーと弦の間に自作の麻の布を貼った。 「ミュート・ピアノ」で全曲を録音するためだ。 起床、窓を開ける、花の水を入れ替える、珈琲を淹れる、ピアノに向かい、録音。その録音を聴きながら夕方に銭湯へ行く、帰り道に制作日誌を書く。 という日々のルーティンを作った。  旅をストップさせ、自宅に篭り制作を続けた。 全てが初めてのことだった。 部屋のミュート・ピアノで全篇を録音した、その時間がそのまま、一枚のアルバムに収められている。  まるで隣の部屋から聴こえてくる静かなピアノのように。レッスン室から漏れ聞こえたあの日のピアノのように。 いま聴くと、ピアノの音というより何か別のあたたかな音色に聴こえる。 普通のピアノには聴こえないので、「ミュート・ピアノ」というキーワードを冠したことにより、少しは意図を伝えられたなら嬉しく思う。 レコーディングの日々のある晴れた日、 亡き祖父の静物画をピアノに飾り、ポラロイドカメラで撮影した写真がジャケットとなった。 祖父の絵は僕が幼少の頃から、母のピアノレッスン室の屋根裏部屋で眠っていた絵だった。 そしてそれを東京の暮らしの中で長年、飾っていた。 そしてピアノは、東京で音楽活動をするきっかけをくれたHADEN BOOKS:林下英治さんが、お店のピアノを僕の家に置いてくれていたものだ。 題字は、唯一ピアノソロ演奏を行なっていた福岡papparayrayの店主・理恵さんが書いてくれた。 このアルバムはアナログ・レコードも同時に発売した。graceのように、10年を待つことなく。 haruka nakamura

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